2018年12月に2人目を出産したワーママ社長bon(@bonchan_mile)です。
すっかり忘れる前にスピード出産当日の記録をしておこうと思います。
1人目の時の出産は楽しみばかりでしたが、一度長時間の陣痛の痛みと恐怖を知ってしまった私は2人目の出産が怖くて仕方ありませんでした。
そこで今回は無痛を希望していたのですが・・・かないませんでした!
陣痛開始から2時間。
病院についてから50分で出産しました!
2人目のは「早い」の意味
「2人目は早い」ってよく聞きますよね!私も「二人目なんだから早いはず・・・」と思い込んでいたのですがちょっと勘違いしていたんですよね。
「出産日が早くなる」と・・・笑
38週あたりの妊婦検診ですでに子宮口3センチ開いていた私。
凄く焦りました。この検診の翌日に高速に乗る遠出の仕事があったからです。
「もう開いてるね~仕事するなら車に入院のカバン積んで置いたら~」と助産師さんにアドバイスを受けました。
「やっぱり早くなるんだ・・・どうしよう心の準備ができていない・・・」と本気でびびっていました。
でも結局生まれたのは予定日の前日。そして超!スピード出産だったんですよ。
そう。勘違いしていたのです。
「早い」というのは産まれる時期が早いのではなくて、「出産に時間がかからない」という意味だったようで・・・
出産前日まで
38週の妊婦検診で3センチも開いてると言われた私は「もう今日にでも産まれる!?」と思い込みました。自分の事務所に行くにもびびってしまい、母にお願いしてその日から外出中ほとんど付き添ってもらうことに・・・
しかし一向に陣痛の気配はありませんでした。出産日2日前まで仕事をし、前日にはPayPay祭りにのっかってビッグカメラに行きPCを購入。家族3人で最後の外食もして帰宅しました。
出産の日
明日はいよいよ予定日という日の朝、4時半頃お腹の痛みで目が覚めました。「もしかしたらついに陣痛かも?」と思った私はすぐに起きて、入院の荷物を確認し着替えました。
顔を洗って支度をしていたらやはり10分程度で痛みます。
「まだ早いかもしれないけど、クリニックに電話してみよう」
この時、朝5時頃でした。
「15分おきに痛むのですが・・・あと無痛希望なんですけどこんな早朝でも大丈夫なんでしょうか・・・」と電話をすると
「家近いですよね?なんだか声は余裕そうね!もうちょっと様子を見てみる?どうする?でも来てもいいですよ。」とちょっと忙しいのか、もう少しギリギリまで自宅待機して欲しい様子でした。
(でも2人目だし先生も、3センチ開いてるから痛いと思ったらすぐ来てと言っていたし・・・)
「やっぱり向かってもいいですか?痛いは痛いし陣痛だと思うので・・・」と電話を切りタクシーを呼びました。この時自分的にも「確かにまだ余裕だなあ喋れるし。痛い時って立ってられないし喋れないよね。ここからどれぐらいかかるんだろう」と思っていました。
タクシーを呼ぶ際、一応「妊婦で今から産院に向かいたいのですがいいですか?」と確認しておきました。嫌がるタクシー会社もあるとのことだったので。
タクシーが家に着いたのが5時50分頃でした。夫と長女はグーグー寝ていたのでLINEに「行ってきます」とだけメッセージを入れて、荷物もカバンを2つかかえて出発しました。
5分もかからず産院に到着するも、ちょうど痛くて降りられず・・・「ちょっとだけ待ってもらえますか?すぐに収まるので」「いいですよー」というもののドアを開けてくれる運転手さん。
寒っ。
痛みの収まったギリギリの所でまた荷物を抱えて、ナースステーションへ向かいました。
助産師さんが出向かえてくれて、「1人で来たんですか??なんだか元気だしまだまだ余裕そうね!」と言われるものの陣痛室には入らず分娩室に入室しました。どうも陣痛室はいっぱいだったようで。
私も「そうですね、まだ喋れる余裕もありますし~」とか答えていました。
「とりあえず出産用の服に着替えようかー。分娩台に寝てみて。ちょっと見てみるね」と内診をする助産師さん。
「?!あれ?!これもう出るよ!!無痛も無理!!(無痛分娩代)8万円浮くからなんか買って!旦那さんに連絡しないと!」
え?!もう??まだそんなに痛くないよ?!?!え??無痛も無理??!
初産で、9時間陣痛に耐えた記憶が・・・
バタバタと準備を始める助産師さん。点滴もしてもらって。
一つだけ気になってた事があり確認をします。
「会陰切開の時って麻酔してもらえますよね!?」って笑
この時6時過ぎ「ここからどれだけ苦しむんだろう・・・」と恐怖におびえながらも
深呼吸で痛みをこらえます。
とにかくゆっくり深呼吸することで痛みのピークをこらえました。
6時20分頃どんどん痛くなり我慢できず、ナースコールを押していました。
助産師さんが触診すると「あーもう出そう。出しちゃおっかー!会陰が避けないようにゆっくりゆっくりやりましょう!」と。
そう、この時先生が到着していなかったのです。
飲み物も自分で用意していなかったので、紙パックのお茶を支給してもらいました。
陣痛の合間にお茶を飲む私。
「こんな余裕があるならまだでないんじゃ?!まだ痛くなるんだよね!どうしようこれ以上痛いなんて・・・」と思った頃。気が付けば女医さんが登場していました。
助産師さんも一人増え「あれ?立ち合い希望だって書いてあるよ。家族呼ばなくていいのかな」「まだ寝てるからいいんだって」「へーハハ。」3人で談笑しながら私の股を・・・ある意味こちらも「なんか先生余裕そうだし安産なんだーと」気楽でした。
私は叫んだりしない派なのですが、一番痛みのひどいときには「ふあああ」と声が出ていました笑
勝手に体がいきんでしまって「もう逃しきれないよ!!」と心の中で叫んでいたら「いきみたかったらいきんでいいよーーもうでてくるよーー」って。
「え?!もう頭出てるのですか?」と聞くと「見えてるよー」と女医さん。
「いっったぁ」と一言つぶやくと先生が「痛いのあたりまえー!」と・・・!
この時の私は「え?!痛いの当たり前?!もうほんとにいきんでいいんだ!!」と全力でいきみました。
「次でてるよーー」
フンーー!!
「でたよーーーもう力抜いてーー!おめでとうーーー」
6時50分赤ちゃんが出ました。
「旦那さんに連絡しなくていいの?写真撮ってあげようか??撮った方がいいよ!」と助産師さんに撮影会してもらい夫に写メ付きで「産まれました」とLINEする私。
どうせ7時には娘が起きると思ったので、電話はせずほっておきました。
病院について50分足らずで出産するとは・・・とボーゼンとする私。
母子手帳には陣痛開始4時半となっていました。
その後、夫と長女は目を覚ますと私が居なかったので探したものの、見当たらない。
LINEを確認し、驚いたらしいです。
その時の娘の喜ぶ姿を夫が撮影してくれたのですが、私の宝物になりました。
スピード出産は産後の回復も早い
スピード出産ってホントに良かったです。
9時間の初産と比べ体力の減りが全然違う!
赤ちゃんが出てから、胎盤をだしてもらい(これもちょっと痛い)出血が収まると「トイレいける??」と確認する助産師さん。
1時間の出産中に紙パックのお茶を3本も飲んだ私。
「行けそうです。行ってみます。」と自力で歩いてお手洗いにも行きました。
夫と娘もやってきてから部屋も移動し、ワイワイ4人で過ごしました。
掃除のおばさまにも「あなた今日産んだわりには元気そうねえ」と言われるほど元気でした。
確かにあっという間過ぎて無痛も必要なかったし。無痛の麻酔が怖くて悩んでいた時間が無駄でした笑
流石に出産のスピードを自分でコントロールするのは難しいと思いますが、これから2人目を産む方はちょっと期待してもいいかもしれないですね。今回ほどのスピード出産だと立ち合い希望の方は間に合わないかもしれませんけども・・・
私も夫や長女を起こして支度を待っていたら、病院に間に合わなかったのではという気がしています。あの時サッと判断してほんとに良かった。
妊娠中も育児・家事・仕事で休むことなく活動していたことと、恥骨痛が酷く1週間に1度骨盤矯正に通っていたのは安産のポイントだったかもしれません。
もうすぐ産後2か月になりますが、私も赤ちゃんも元気いっぱい。
早速バンバン活動しています!
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