保険のこと

プルデンシャル生命の「就労不能障害保険」と住友生命のVitalityを比較してみた。

こんにちは。
夫婦でプルデンシャル生命に加入しているぼん(@bonchan_mile)です。

夫が働けなくなった時のリスクを考えてプルデンシャル生命保険の「就労不能障害保険」に加入しています。先日、夫が「会社に保険の営業が来たよ。保険のことは奥さん(私)に全て任せてると断ったんだけど・・・」と言います。

住友生命のVitalityという保険の内容が面白かったので、我が家の保険を見直しつつ比較してみました。

就労不能障害保険とは

そもそも就労不能保険とはどんな保険でしょうか。最近テレビのCMでもちょくちょく流れているのを目にします。

就労不能保険は所定の条件により働けなくなった場合、毎月所定の保険金が出る給与型の様な保険です。そして主に貯蓄性の無い「掛け捨て」の保険になっています。

一定期間は健康保険の傷病手当金があったり、障害年金のような公的な保険制度がありますが、決して毎月大きな額が受け取れるわけではありません。

毎月数千円で不安の解消になるのなら・・・と加入したのがきっかけです。

プルデンシャル生命の場合

夫は加入時「45歳」払込は「65歳」までとなっています。年額の保険料が56,900円で20年間払い込む予定です。月額に換算すると「4,741円」でした。そして所定の障害または疾病となった時、受け取れる額は65歳まで毎月「20万円」です。

ぶっちゃけシンプルです。20年間で112万も払うことになりますが、もしもの時に毎月20万円取り崩せば6ヶ月待たずになくなる額です。

夫65歳だとようやく上の子が20歳ですのでね・・・保険料が払えるうちは加入しておけばいいか、と気楽に加入しました。

(参考)プルデンシャル生命:就労不能障害保険 http://www.prudential.co.jp/insurance/lineup/shuurou/

住友生命Vitalityの場合

住友生命のVitalityはどんな内容でしょうか。基本的に公的年金制度の障害年金1,2級に認定された場合、または所定の就労不能状態に該当した際に毎月一定の給付金が出るというのはプルデンシャルと同じです。

そしてこのVitalityの一番の特徴は、「健康プログラム」に参加することによってポイントを受け取り、ポイントによって保険料が増減するという点です。

提案を受けた保険設計書によると毎月の払込は49歳から65歳まで。「3,476円(15%割引)からスタート」就労不能になった際最初の5ヶ月で給付金が月24万円もらえ、その後は毎月10万円になるとのこと。こちらも65歳までの掛け捨ての保険です。

最初の5ヶ月だけ多くても毎月10万円で3,476円なら全然安くないなあ。というのが私の感想です。ただ健康状態を改善してポイントを受け取ると10年後には最大30%安くなって「2,863円」になると!

この一番安くなる場合の健康改善への取り組みですが・・・「週3、4回ウォーキングを行い一日12000歩を歩く。さらに別の日に週一回ジムに通う」とあります。

って、どれだけ運動しなきゃいけないんですか・・・。

これ働き盛りのサラリーマン無理でしょ。毎日ジョギングが趣味の人ぐらいなら可能でしょうか。しかもこの割引率になるのは10年後ですからね。夫の場合、10年後は払込期間65歳まで残り6年になってます。

どうやって12000歩を把握するのかなと思ったら「当社指定のウェアラブルデバイスまたはスマートフォンアプリで計測しデータをアップロード」とあります。ハードル高!!何十年もこれを続けるのはかなり厳しい。そしてジム通いに至っても「当社所定のフィットネスジムの会員向けプランに入会」・・・突っ込みどころが多すぎて・・・。

極めつけはVitality健康プログラムに参加するため利用料として月額「864円」が必要だとのことです。驚きました。保険料とは別に「利用料」が必要とは・・・この保険を開発した人はジム通いが趣味の人??

さすがに筋トレ・ジム通い・ジョギングが流行っているとは言え、何十年も保険のために続けられる人は数少ないでしょう。

先日VitalityのCMで瑛太が「毎日は無理」と言っていて、吹き出しました。
その通りですね・・・

(参考)住友生命:Vitality http://vitality.sumitomolife.co.jp/

2社を比べてみてまとめ

どちらも所定の障害認定を受けて保険金の支払事由に該当した際は以後保険料の払い込みは不要とのことです。Vitalityに至ってはがん、心筋梗塞、脳卒中等でも免除になるとありますのでこれはプルデンシャルには無い特典ですね。

そして私が注目しているのはどちらも「精神障害状態により障害等級1級または2級に認定された際は3年間まで」保障を受けることができます。これはうつ病等も該当しますので、働き盛りの世代にとってはかなり気になる商品ではないでしょうか。精神疾患は今や身近な病気です。家族も支えるのがとても大変ですし、何より本人がゆっくり休むためにはとても良い商品だと思っています。

そして二社を比べてみるとプルデンシャル生命の「就労不能障害保険」はシンプルでわかりやすく、今回は完全にプルデンシャルに軍配が上がりました。

Vitalityはちょっと複雑すぎますね。

ただ掛け捨てなので「加入してからやっぱりやーめた」も可能ですよね。健康維持のモチベーションアップのために試しに加入してみるのはアリなのかなあ~。
それにしても期間が長いですね。

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