こんにちは。ぼん(@bonchan_mile)です。
先日夫(めでたく50歳)に「ねんきん定期便」が届きました。
「大好きなやつどうぞ~」って夫から渡されて「どれどれ」って開いてみてびっくりしました。
65歳からもらえる老齢年金の種類と見込み額(年額)という欄に記載されていたのは・・・
衝撃の1,510,072円。
夫が50歳になったのでねんきん定期便が届きました。
60歳まで今の給与が続いたとして
実際に夫が65歳から受け取れる年金の見込み額が書かれてたんだけど・・・年額:151万円
これ、専業主婦だったら私は国民年金で74万
夫婦で225万円
ひと月18.7万円?!
ぞっとした。
— ぼん:家事夫は育休中 (@bonchan_mile) 2019年4月24日
これって本気でドン引きな額なわけですよ。
22歳で大学を卒業して真面目に働いてきた夫の実際の年金額が年151万円・・・
(夫の場合約2年間の無職期間アリですが。国民年金はちゃんと払っていたらしいです。)
151万円・・・
えっと・・・。
今月届いた固定資産税の支払いの額(年間)は「30万」ですけど・・・???
固定資産税単純に引いて120万。
残り・・・10万円/月。
衝撃でした。
今の夫の年収は手取り約30万円/月。
税込の年収約600万円です。
「え?それ(年収600万)でも??」って思いませんか?
持ち家派は固定資産税や修繕費が当然かかるわけですが、賃貸を選択している人たちは
どうやってこの年金額で支払を続けるんだろう。
当然現役世代の生活水準を続けていくのは、持ち家・賃貸共に無理ですよね。
今回の「ねんきん定期便」は本当に衝撃でした。
50歳以降のねんきん定期便には実際に受け取れる「見込み額」が記載される
ねんきん定期便って誕生日の月に送られてくるんですね。
でも今まで受け取っていたねんきん定期便に記載されていたのは「これまでの加入実績に応じた年金額」しか書かれていなかったわけです。
これが50歳になると
60歳まで今の給与水準が続いた仮定の額を教えてくれるわけです。
だからこの「151万円」というのは非常に現実的な数値なわけですよね。
なんども繰り返しますが、50歳年収600万円の厚生年金に加入している夫でもこの額です。
実際にどれぐらいの保険料を払ってきたか
夫のこれまでに払った被保険者負担額は厚生年金加入期間24年間で約900万円でした。
夫の加入期間から割り戻すと月の負担は約3.1万円。
夫は今まで900万円を保険料として払ってきたわけです。
厚生年金保険料額表から考えると厚生年金加入期間中の給与平均は34万ぐらいなんですよ。
まさに「一般的な額」ですよね。
月収34万のサラリーマンの将来受け取れる年金が年150万。
私は今年収500万に設定して社会保険に加入していますが、私が年金を受け取りはじめる30年後にはもっと少ない試算になること間違いなしです。
国民年金への加入期間も加味された額ですし、凄く大雑把な計算なのであくまで参考までにお願いします。
ただ厚生年金を22歳からきっちり払っていたとしても、ここから爆発的には増えないですよね。
実際の受け取れる額はご自分のねんきん定期便をもとに
ねんきんネットへログインすると試算できるらしいです。
定年後の選択肢は主に3つ
年金を受け取るような年代になってからの選択肢は主に3つかなと思います。
- 年金だけでつつましく暮らす
- 今から貯蓄をするそして増やす
- 定年後も働き続ける
年金だけで今の日本に暮らすのは私にはほぼ無理なので②と③が現実的ですよね。
特に「定年後も働き続ける」という選択肢が賢明かなと思います。
なぜならどんなに貯蓄をしても「老後になっても将来の不安は消えない」からです。
億単位の貯蓄があって運用できる方は別ですが、60代70代になっても自分の資産が減り始めるという現実は「人生100年世代」にとってはかなり厳しいのではと思います。
定年後も働き続ける仕事を身につけるという事がどれだけ大切か痛感しました。
50歳で気が付いてたら遅くない??
今まで自分に届いていた「ねんきん定期便」を見て「なんか少ないなーでもなんとなくこれから額が増えてくんだよねっ」って能天気に思ってました。
幻想ですね。
50歳になると政府がちゃんと教えてくれるシステムにしたようです。
「あのねーちょっとここでお伝えしておくけど、年金だけで暮らしていくのは無理だよ・・・」って。
でも50歳で気が付いたとして、その時に貯蓄がなかったら間に合うのかなあ???
私は36歳なので今から60歳になるまで24年ありますから単純に年100万の貯金でも
2400万円にすることができます。
「老後に必要な資産は3000万」と良く目にしますがこれ本当に必要じゃない???
額にはショックを受けましたが、あらためて気が付くことが出来て良かったです。
「老後が・・・将来が・・・不安が・・・」と漠然と思い続けていましたが
50歳になるとサックリ伝えてくれる「ねんきん定期便」凄いですね。
資産運用や貯蓄を増やすことはとても大事だと思いますが
「老後も働ける仕事(スキル)をみつけておく」
絶対に私たちに必要なことはこれだと思います。