こんにちは。
ワーママのぼんちゃん(@bonchan_mile)です。
副業、起業・・・という言葉がネット上にも沢山並んでいますね。
副業としても成り立つ事業の一つとして不動産投資があります。
私は会社を経営(と言ったら聞こえはいいのですが)しています。
仕事の一部で不動産経営もしているので、そのお話を今日は書きました。
30を過ぎたか過ぎてない頃、なんとなく「不動産投資したいなー」と漠然と考えて物件を探していました。
そんな頃とある中古物件が700万円ぐらいで売られるという事でした。
安いし立地が良いので実際に見に行って見ると、独特なおじさん方が沢山いらっしゃる!
汚い家具が部屋の前や中あちこちに…!
や、やばいとこ来た…!!と思いました。
この物件は溜まり場の様に使用されていたのです。
これは汚すぎる・・・と思いましたが、売主さんは「必ず立ち退かせる」とおっしゃいます。
よくよく見てみるとボロボロで汚いのですが、建物自体は割としっかりしており表層だけ交換して清掃すれば意外と良い物件かも?何より安いし・・・
即購入を決断しました
売主さんと何度か交渉の結果、現状渡し、汚れた荷物もそのまま置いていく代わりに20万円引いて680万円で買えることになりました。
不動産は通常仲介手数料が3%+6万円に消費税がかかりますし、その他所有権を法務局に登記するために登記手数料(税金)とその登記の為の司法書士さんへの報酬が必要です。
(その他固定資産税や不動産取得税も。)
売主さんと契約を交わして680万円を払い、これで不動産が私の物になりました。
入居者さん探し
古いままでは借り手はなかなか見つからないので、建物をリフォームしました。
リフォーム屋さんに見に来てもらって色々要望を伝えます…予算が無く300万円程度を考えていました。
節約してもらって結局270万円ぐらいで済みました。
運が良かったのは2,3年前に外装の修繕をされていたので外装の改修は不要でした。
改修が終わる頃、物件の近隣の不動産屋さんを回って賃貸の募集を出します。
そんなに相手にしてもらえる訳ではありませんが、チラシを断られるわけはないので地道に続けました。
半年はただ募集をしているだけ。
何度か見に行きたいというお話を頂いて、実際に見学してもらいました。
しかしなかなか決まりません…
気長に続けました…
入居者さんが決まった
入居者さんから借りたいとの連絡を受けました。
ほ、本当に??と思いつつも契約までの流れは止まりませんでした。
無事に古かった不動産が賃貸収益に様変わり。
その時から家賃収入を頂ける様になりました。
実際に入居者さんが使い始めると色々修理する必要があり、50万円ぐらいは追加でかかっていると思います。
が家賃が入ってくるのでそこから払えました。
どれくらいの利益に?
全部で約1100万円ぐらい色々かかってますので年間216万だと回収に約5年かかります。
利回り約20%!
利回り20%って10年所有すると資産が倍に…なるんですよ。
しかも不動産は私の物のまま…資産だけ増えて行きます。
不動産にハマってしまう人が多いのがわかります。
実は苦労も・・・
ボロボロの不動産と書いていますが、古い物件を見に行くと虫とかゴミとか日常茶飯事です。
投資家なんかは物件も見ずに購入する場合もあるらしいですが、実際に見て確認した方が当然良いです。
周りの環境も気になりますしね。
激安物件はどこか難点があるので、汚いのが苦手な人には厳しいかもしれません。
この物件も安いけれど独特で、入るのに躊躇しました。
それから購入資金についてですがこの物件は、現金一括買いでした。
銀行や国民政策金融公庫などで借り入れる場合は簡単でも「事業計画書」が必要です。
私も別の物件で借り入れを起こす際は「事業計画書」を見よう見まねで作りました。
中古物件の場合、「改装費用がわからない」というのも不安の元だと思います。
経験上、工務店に物件を見させても改装を始めると費用が跳ね上がるということも多いので、改装資金についてはかなりゆとりを持って考えておいた方が良いです。
古い物件は想定外の問題が出てきます。
また不動産は「早いもの勝ち」の世界なので、高額な不動産であっても1日、2日で決断する必要があります。
この物件は知人からの紹介であったため「一般の市場には出回っていない物件」でした。
当然他の人に取られたくないので決断は即決でしたけどね。
そして不動産投資で一番のリスクは「空室リスク」です。
なかなか募集しても決まらない場合「想定賃料」を下げなくてはいけなかったり、そもそも決まらなければ1円の収入も生み出しません。
借入を起こせば返済だけする羽目になります・・・
ワーママ的観点で見る不動産投資
正直「投資(持ち出し)は嫌い」という方には全くおすすめできませんが、私が会社を経営しながら子供を育てられるのは「不動産による賃料収入がある」という安心感が凄いからです。
もし子供に何かあって会社をやめるとしても、収益不動産さえ残せば毎月の賃料収入をあてにできます。
これは会社勤めのワーキングママにも同じことが言えるんじゃないかなー。
今不動産投資の世界ではサブリースの問題や、スルガ銀行の不正融資の件など逆風が吹き荒れています。
ですが、逆にいくらでもニュース・ネット等でデメリットについても調べることができます。
不動産投資の良い面ばかり調べるのではなく、必ず失敗談やデメリット等をよくよく調べてから決断してくださいね。