こんにちは。
夫婦でプルデンシャル生命保険に加入しているワーママぼん(@bonchan_mile)です。
結婚をして子供が生まれると「漠然と生命保険にはいらなきゃ」って思いますよね。
ところが生命保険て家と同じで一生の買い物になるってご存知でしたか?実はいくつかの保険は生涯にわたって払い込むと、不動産と同じような価格になってしまうんですよ。
そして掛け捨て?積立?どちらが良いのでしょうか。
「子どもが小さいうちはお金もかかるし大黒柱の死亡保障だけは手厚く・・・!」と数千万の掛け捨てを勧められて加入している人もいますが、その保険は何歳までの保障か把握していますか?
保険料は60歳頃急に上がりませんか?
掛け捨てか積立かどちらが自分に向いているかは、目的や予算によります。
ライフプランナーに相談する際にはライフプラン表を作成してもらい、自分の将来と保険を相互に検討するようにしましょう。
ただライフプランも当然、計画通りにはいかないものです。
必ず大きなイベントがあった際は見直したほうが良いです。
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無駄な掛け捨ての生命保険に加入している人は多い
社会人になってすぐの頃、会社へやってきた保険の外交員から進められて加入した・・・そんな保険はありませんか?
その保険、今すぐに見直した方が良いです。
我々夫婦も結婚してすぐに「夫の生命保険をはどうなってるかな??」と調べました。
夫は20代の時から明治安田生命保険で生命保険に加入していました。現在49歳で保障額540万円。しかもその内390万円は定期保険となっていて夫が53歳までしか保証がありません。
54歳からは「150万」の終身保険の保障のみです。
しかも20代の加入当初、「38歳までは3000万円の死亡保障」になっていました。
独身で実家住まいの夫・・・受取人は義父です。こんな生命保険、普通の人には必要ありません。
販売人によっては無知な20代の内にこんな保険を勧めてくる場合もあります。
夫の保険は「若い時ほど保障が厚い」というライフプランに合っていない無駄な保険でした。でもこういった人は意外と多いんですよ。「なんとなく勧められた生命保険に加入している」という方は、すぐにでも見直した方がよいです。
53歳以降150万円の保障ではあまりに不安なので、プルデンシャル生命で積立型の生命保険に追加で加入しました。
プルデンシャル生命の終身型の生命保険とは
一生涯に渡って保障される生命保険です。事故でも病気でも老衰でも、死亡(または高度障害)で保険金がもらえます。基本的な考え方として生命保険は本人のためと言うよりも、残された遺族のためのお金となります。
夫は保障金額850万円の変額保険に加入し月に換算すると約25,000円の保険料を支払っています。
加入した時の年齢が40代後半と遅いため、保険料の割に保障の額が少ないですね。
変額保険(終身型)のメリット
加入したその日から何歳で死亡しても保険金が出る
積立型の終身保険には仮に65歳で払込を終えると100歳で死亡しても保険金が降りるというメリットがあります。
何歳で死亡しても私に「1000万」の保険金が下ります。
当然ですが加入から1年で死亡しても満額の保険金が出ます。
そこが積立型の生命保険最大のメリットだと思います。現金預金や投資信託で積立では20年、30年と貯蓄してやっとまとまった額になりますからね。
そして一定期間で払込を終えることによって、その後は保険料を払わなくても済みますよね。
老後はやはり収入が減るのが一般的ですので、金銭的な負担を抑えることができます。
掛け捨ての保険の場合保障が終了してしまうということや、老後も保障を残そうと思うと保険料が上がっていくものもあります。
仕事をしなくなってから、金銭的な負担が増えるのが嫌な人におすすめです。
積立型は解約返戻金を年金的に受け取ることも可能
死亡した場合だけでなく、夫が生きているうちに「解約返戻金」を年金的に受け取ることも可能です。
ただ解約返戻金での受け取りは死亡保険金よりずっと額が安くなります。
夫の場合20年後の解約返戻金が「539万円」なので、20年間毎年30万円を払い込んだだけでは完全に「元本割れ」になってしまいます。
その後も運用を続け、30年後であれば「642万円」になるので払込保険料(約600万)よりも解約返戻金額の方が上回ります。
解約返戻金から借入も可能
保険に加入しているうちは解約返戻金から借り入れをすることも可能です。
積み立て的に払ったお金なので、利息を払って借りるというのも勿体無い感じがするのですが「万が一」ということが考えられます。一時的な資金として利用することも想定するとできますし、解約時に保険金や解約返戻金と清算もできます。
変額保険は運用によって加算される
変額保険は通常の終身保険とは異なって運用の方法を契約者が指定することができます。
今のところ夫の保険は運用益が出ていて、解約返戻金も加入時の想定よりプラスになっていました。
加入から3年間6%で運用され、(850万円の内)500万円の保険金額が5,053,000円になっていました。
6%の運用ってかなりのものですね・・・。
ちなみに運用がマイナスの際に解約返戻金が減ることはありますが、死亡保険金の額は変わらず最低額が保障されます。
変額保険(終身型)のデメリット
高額な保険料
積み立て型の保険はとにかく保険料が高額となる傾向があります。
年間30万円も払うのに保証はたった850万円です。
掛け捨ての生命保険であれば年齢にもよりますが、2、3000円程度で数千万円の保障がある商品もあります。
夫の場合、年間30万を20年間払い続けなければいけません。家計が苦しくなり払えなくなる可能性も考慮して850万円を350万と500万円に分けて契約しています。
払えなくなるかもという不安があれば販売員に相談して、保険の契約をわけてもらいリスクに備えましょう。
積立型の保険の場合、払い込みを停止してもそのまま運用だけを続けてもらうという方法もあります。
元本割れの可能性がある
短期間(と言っても数十年単位)で解約すると、払込保険料よりはるかに安い返戻金額しか返ってきません。夫の加入時の想定だと3%の運用でも、30年近く経過しないと元本割れになります。
ただ変額保険は運用が上手くいけば回収も早くなり、現在の6%であれば14年後の59歳で払込保険料を解約返戻金が上回ります。
プルデンシャル生命の変額保険:最後に
生命保険は一般的に残された家族のための保険ですが、終身保険は解約返戻金や契約者貸付によって本人も利用することができます。
掛け捨てと大きく違うのはこの点です。
私は通常の終身保険を選択していますが、夫はインフレも考慮して変額保険を選択しました。
夫婦でプランを変えるというのもリスクへの備えの一つですね。
我が家はもうすぐ2人目が生まれるので、夫70歳ぐらいまでは掛け捨てでも加入して保障額を増やした方が良いかもしれません・・・
「掛け捨てか?積立か?」のどちらかを選ぶのではなく、目的や予算によってどちらも併用して活用したいですね。
ただ我が家の場合、夫がいなければ今の自宅は維持できないので、もし夫に何かあれば「家売ろう」と考えてます。
ローン契約者の夫が死亡すると、団体信用生命保険によってローンが完済されますので、売却した場合すべて現金化することができます。
不動産を売却することも想定に入れた場合は、生命保険を高額にする必要すらないかもしれません。
子どもが生まれる、ローンを組んで家を買う、子供が自立するなど大きなイベントがあった場合は保険を見直すようにしましょう。
またこれから加入を検討する人はイベントがあると、どのようにお金が必要なのか考えてみてくださいね。
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